
TEL:0166-23-2201
旭川市 岩田医院

旭川市の岩田医院は、開業以来、患者様との対話を重視した診療で、疾患や治療に対するわかりやすい説明と対応を大切にしています。これからも、患者様お一人おひとりの体の声に耳を傾け、適切な治療を提供して参ります。

岩田医院の診療方針
「身近なかかりつけ医」として、健康全般に関して診療を行っていきます。
・医 療の専門家として治療を開始すると同時に、長期的な視野に立った助言を行います。
・専門外の疾患、治療上必要と判断した時、そして患者さんからの希望時には、迅速に他の専門医を紹介します。
・治療の上でも、そして信頼関係のためにも、まずお話をじっくり聞くことが、最も大切と考えています。
・電子カルテの情報を用いながら、丁寧な治療説明を行います。
特色とする治療法など
先代院長の時代より肝臓病には特に力を入れています。
現院長も順天堂大学第2外科入局後、肝臓病の治療と研究を行ってきました。
(博士号論文は「門脈圧亢進症手術後、肝癌発生危険因子の検討」です。)
肝臓病は経過が長く、10年20年以上の治療が必要なことがあります。
定期的に採血・超音波検査などを行い、継続的な治療を行っていきます。

肝臓とは
肝臓は、成人で1200~1500gあり体重の約50分の1を占める体内で最大の臓器です。
また肝臓は体の中枢臓器で、代謝機能をはじめ多岐にわたる働きをしています。

肝炎について
肝障害の原因はアルコール・薬剤などもありますが、最も注意すべきはウイルス性肝炎です。慢性肝炎・肝硬変・肝癌の原因の7~8割以上がB型あるいはC型のウイルス性肝炎です。

肝癌について
肝癌の9割はウイルス性肝炎が原因です。特にC型肝炎は最大原因で、肝炎の増悪・肝硬変の進展にともない肝癌発生率が上昇します。またB型肝炎では肝機能の安定した人でも肝癌発生の可能性があり注意が必要です。

肝臓は沈黙の臓器
肝臓は「沈黙の臓器」と言われるように余力の大きな臓器であるため、肝炎ウイルスに感染しても10~20年以上にわたって症状の見られないことがあります。このため肝臓の異常に気が付いた時には、肝炎がかなり進行していることがあります。肝癌、肝硬変への進行を予防するには、肝炎が進行しないように上手に肝臓と付き合い、GOT・GPT等の肝機能を安定化させることが重要です。過去に輸血・手術・血液製剤の投与等の経験のある方、検診等で肝機能異常を指摘されたことのある方は、一度肝炎ウイルス検査をお勧めします。
当院は日本肝癌研究会が行う全国原発性肝癌追跡調査報告の協力施設です。